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コンデンサーマイクのXLR接続ガイド!おすすめ5選と基礎

配信やポッドキャスト、あるいはゲーム実況の音質をもっと良くしたいと考えて、本格的なオーディオ環境を探していませんか。

特に最近は、コンデンサーマイクをXLRケーブルで接続する、プロ顔負けのスタイルに興味を持つ人が増えていますよね。

でも、手軽なUSBタイプとの違いは何なのか、オーディオインターフェースや変換機材はどう選べばいいのか、パソコンやスマホへの繋ぎ方など、分からないことも多いかなと思います。決して安い買い物ではないので、ノイズが入らないか、自分の部屋の環境でちゃんと使えるか不安になる気持ち、すごくよく分かります。

この記事では、ワンランク上の高音質を目指すあなたに向けて、専門用語をできるだけ避けて、選び方からおすすめのモデルまで分かりやすく解説していきますよ。

記事のポイント

  • コンデンサーマイクをXLRで接続するメリットとUSB型との違い
  • 高音質な録音に欠かせないオーディオインターフェースの役割
  • ノイズを防いで快適に配信するための周辺機材やケーブルの選び方
  • 2025年以降に発売された最新のおすすめXLRコンデンサーマイク5選

XLR接続のコンデンサーマイクの基礎知識

まずは、マイクの基本的な仕組みについて一緒におさらいしていきましょう。機材の知識が少しあるだけで、自分にぴったりの環境がグッと作りやすくなりますよ。難しい物理の法則も、できるだけ噛み砕いてお伝えするので安心してくださいね。

USBやダイナミック型との音質的な違い

マイクを選ぶとき、一番最初に悩むのが「USBで繋ぐか、XLRで繋ぐか」そして「コンデンサー型か、ダイナミック型か」というポイントかなと思います。

最近はケーブル1本でパソコンに繋がるUSBマイクが大人気ですよね。マイクの中に音を増幅する部品(プリアンプ)や、デジタルに変換する部品が全部入っているので、とにかく手軽です。ただ、小さなマイク本体の中にいろんな回路を詰め込んでいるので、どうしても限界があるんです。

一方で、XLR接続のマイクは、純粋に「音を拾う」ことだけに特化した職人気質の機材です。音声信号をデジタルにする作業は、外部の専用機材(オーディオインターフェース)に任せる形になります。

手軽なUSB接続と、音質優先でノイズを消し去る本格仕様のXLR接続の比較。

XLR接続の最大の強み

XLRケーブルの内部は3芯構造になっていて、「バランス伝送」という仕組みを使っています。これのおかげで、ケーブルが長くなっても電磁波などの外部ノイズを完全に相殺してクリアな音を保てるんです。

そして、もう一つの大きな違いが「コンデンサー型」と「ダイナミック型」の違いです。

コンデンサーマイクは、内部に極めて薄い金属の膜が入っていて、そこに電気を流すことで音の振動を拾います。息遣いすら逃さないほど感度が高く、高音から低音まで非常にクリアに録音できるのが特徴ですよ。ASMRや本格的なボーカル録音には欠かせません。

ダイナミックマイクは、ライブハウスなどでよく見る頑丈なマイクですね。環境音を拾いにくいので、防音されていない部屋でのゲーム実況などに向いていますが、繊細な音の表現力ではコンデンサーマイクに一歩譲ります。

実況向けで頑丈なダイナミック型と、最高音質で息遣いまで録音できるコンデンサー型の違い。

ちょっと一言

もしあなたが「とにかく自分の声の質感を最高レベルで届けたい!」と思うなら、コンデンサーマイクの導入は間違いなく素晴らしい投資になりますよ。

録音に必須なオーディオインターフェース

XLR接続のコンデンサーマイクは、マイク単体を買ってもパソコンには繋がりません。音の橋渡しをしてくれる「オーディオインターフェース」という機材が絶対に必要になります。

マイクに48Vの電気を送り、音を大きくするための必須機材であるオーディオインターフェースの解説。

オーディオインターフェースを選ぶとき、コンデンサーマイクを使うなら絶対に確認してほしいのが「ファンタム電源(+48V)」の機能がついているかどうかです。

先ほど「コンデンサーマイクは電気を流して音を拾う」とお話ししましたが、そのための電気(48Vの直流電源)をケーブル経由でマイクに送るのが、このファンタム電源の役割なんですね。

インターフェース選びの注意点

安価すぎる簡易ミキサーなどだと、このファンタム電源が省略されていることがあります。これがないとコンデンサーマイクはウンともスンとも言わないので、購入時はスペック表を必ずチェックしてくださいね。

また、マイクから送られてくる音の信号はとても小さいので、それをインターフェース内部の「マイクプリアンプ」という部分で増幅させます。このプリアンプの質が良いほど、ノイズが少なく太くて綺麗な音になりますよ。

配信をする方なら、パソコン内で再生しているBGMと自分の声をミックスして配信に乗せる「ループバック機能」がついているモデルを選ぶのが、いまの定番かなと思います。当サイトでオーディオインターフェースの記事を掲載しているので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

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ノイズを防ぐケーブルと周辺アクセサリー

マイクとオーディオインターフェースを揃えたら、次はそれらを繋いで使いやすくするための周辺機材ですね。ここをケチってしまうと、せっかくの高音質マイクが台無しになってしまうかも。

XLRケーブル(キャノンケーブル)

マイクとインターフェースを物理的に繋ぐケーブルです。必ず「マイク側がメス、インターフェース側がオス」になっている専用のXLRケーブルを選んでください。

片方がイヤホンジャックみたいな形(標準フォーン端子)になっている変換ケーブルも売られていますが、それだとファンタム電源が送れないのでコンデンサーマイクは使えません。長さは、デスク周りなら2〜3メートルがノイズのリスクも少なくて扱いやすいですよ。

マイクスタンドとショックマウント

コンデンサーマイクは非常に敏感なので、手で持って使うのには向いていません(一部の特殊なモデルを除きます)。必ずマイクスタンドや、デスクの天板に固定するブームアームスタンドを使いましょう。

また、デスクを叩く音やキーボードのタイピング音が床を伝わってマイクに入ってしまうのを防ぐため、マイクを宙吊り状態にする「ショックマウント(サスペンション)」も必須級のアイテムです。

ポップガード

マイクの前に立てる網のようなアレです。人間が「パ行」や「バ行」を話すとき、強い空気の塊が出ますよね。これがマイクの薄い膜に直接当たると「ボフッ!」という不快なノイズ(ポップノイズ)になってしまいます。ポップガードはこれを防いでくれる大切なバリアなんですよ。

XLRケーブル、スタンド、ショックマウント、ポップガードというノイズを防ぐ4つの道具。

必要な周辺機材役割と効果
XLRケーブルノイズを相殺しながら音声と電源を送る。両端がXLR端子のものを選ぶこと。
マイクスタンド/アーム口元の最適な位置にマイクを固定し、ハンドリングノイズを防ぐ。
ショックマウント物理的な振動(タイピング音など)がマイクに伝わるのを遮断する。
ポップガード息の塊による破裂音(ボフッというノイズ)を防ぐ。

パソコンとスマホへの正しい接続手順

機材が揃ったら、いよいよ接続ですね。適当に繋ぐと機材が壊れてしまうこともあるので、正しい順番を覚えておきましょう。

パソコンへの接続手順(Windows / Mac)

一番確実で高音質な王道のスタイルです。

1. まず、オーディオインターフェースの音量つまみ(ゲイン)をゼロにして、「+48V(ファンタム電源)」のスイッチが確実にオフになっていることを確認してから、パソコンとUSBで繋ぎます。

2. 次に、XLRケーブルでマイクとインターフェースを繋ぎます。

3. 物理的な接続がすべて終わってから、最後に「+48V」のスイッチをオンにします。

機材の破損を防ぐための正しい接続手順。

絶対にやってはいけないこと

ファンタム電源(+48V)をオンにしたままケーブルを抜き差しするのは厳禁です!突発的な大電流が流れて、マイクやスピーカーが壊れてしまう危険があります。

繋いだら、マイクに向かって本番と同じくらいの声量で話し、インターフェースのゲインつまみを徐々に上げていきます。メーターが赤く光って音が割れない程度(-12dB〜-6dBあたり)に調整すれば完璧ですよ。

スマートフォンへの接続手順(iOS / Android)

最近はスマホで高音質なVlogを撮ったり、X(旧Twitter)のスペースで配信したりする人も増えましたよね。

ここで注意してほしいのは、スマホのイヤホンジャック用の変換ケーブルを使っただけでは、コンデンサーマイクは絶対に動かないということです。スマホからは48Vもの電源を出力できないからです。

スマホでXLRマイクを使うには、普通の変換ケーブルではなく48V対応の小型インターフェースが必須であることの解説。

スマホで使う場合は、電池を入れて自力で48V電源を作れるモバイル専用のインターフェース(iRig Pre 2など)を使うか、スマホに直接挿せるUSBタイプの小型インターフェースを使う必要があります。

また、最近ではSHUREの「MVX2U Gen 2」のように、マイクのお尻に直接挿し込むだけでXLRマイクをUSBマイク化してくれる超小型のアダプターも進化しています。これならスマホにも繋ぎやすくて、かなり便利かなと思います。

XLRコンデンサーマイクのおすすめ5選

基礎知識を押さえたところで、ここからは実際におすすめできるXLR接続のコンデンサーマイクを紹介していきますね。技術革新が進んだ2025年以降の最新トレンドを押さえた素晴らしい製品ばかりなので、あなたの用途や予算に合うものがきっと見つかるはずですよ。

※なお、本記事で紹介している製品の価格や発売時期、細かいスペックなどの数値データは、記事執筆時点での「あくまで一般的な目安」となります。変動する可能性がありますので、正確な情報や最新の仕様については必ずメーカーの公式サイトをご確認くださいね。また、機材導入における最終的な判断は、ご自身の環境に合わせて専門家や販売店にもご相談ください。

初心者、本格録音、ASMR、激しい動き、外出先などの用途に合わせた最適なマイクの比較表。

1万円台の高耐音圧モデルAKG C104

大声で叫んでも音が割れず、高音が綺麗に抜けるコスパ最強モデルAKG C104の紹介。

「初めての本格的なマイク、どれを買えばいいか分からない!」という方に私がまずおすすめしたいのが、オーストリアの名門ブランドAKG(アーカーゲー)から2026年1月に発売された「C104」です。

AKGといえば、世界中のプロのレコーディングスタジオに必ず置いてある「C414」という伝説的なマイクがあるんですが、その設計の考え方を引き継ぎながら、現代のクリエイター向けに作り直されたエントリーモデルになります。

1万円台(約18,700円目安)という手の届きやすい価格帯ながら、AKGらしい「輪郭がくっきりとしていて、高音が綺麗に抜けるサウンド」をしっかり持っています。

さらに素晴らしいのが「143dB SPL」という非常に高い耐音圧を持っていること。これは要するに「ものすごい大音量を入れても音が割れない」ということです。ゲーム中に思わず大声で叫んでしまっても、綺麗に音を拾ってくれますよ。本体の金属の質感も良くて、スタンドマウントも付属しているので、最初の1本として本当に隙のないモデルかなと思います。

AKG C104の口コミと音質の評価

初めてのXLRコンデンサーマイク選びにおいて、コストパフォーマンスと音質のバランスは最も悩ましいポイントです。そんな中、2026年にAKGから投入された「C104」は、1万円台という価格設定でありながら、上位のプロ向け「Cシリーズ」の系譜をしっかりと受け継いだ注目のモデルとなっています。

クリアで前に抜ける現代的なサウンド

多くのユーザーレビューで高く評価されているのが、そのクリアで抜けの良い音質です。同価格帯の定番機と比較しても高域の解像度が高く、弾き語りやゲーム配信において、声やアコースティック楽器の音がBGMに埋もれることなくしっかりと前に出てくる聴きやすいキャラクターを持っています。低域がスッキリしているため、イコライザー(EQ)での補正技術を持たない初心者でも、録音したそのままの音で扱いやすいのが大きな魅力です。

AKG C104の強み

  • 14dB(A)の低自己ノイズで「サー」というホワイトノイズが乗りにくい
  • 最大143dB SPLの高耐音圧で、大声を出しても音が割れにくい
  • 100%リサイクル金属を使用した重厚なボディが、デスクの振動ノイズを軽減

また、防振用のショックマウントを持たない簡易的なデスクアーム環境において、「筐体自体が重く、ハンドリングノイズが出にくい」という物理的な特性は、安定した配信環境を構築する上で極めて有利に働きます。ただし、単一指向性がシャープに設定されているため、ゲームに白熱して顔が左右に大きく動いてしまう方は、正しいマイクポジションを維持する意識が必要です。

原音に忠実なSHURE KSM32C

部屋の雑音が入りにくく、加工しやすいフラットな音質が特徴の本格プロ仕様マイクSHURE KSM32Cの紹介。

「自分の声を、変に色付けせずにありのまま録音したい」というこだわりの強いあなたには、マイクの世界トップブランドSHURE(シュア)が2026年に発表した「KSM32C」をチェックしてほしいです。

このマイクの面白いところは、内部の音を拾う部品(カプセル)が一般的な1インチではなく、「3/4インチ」という少し小さめのサイズで作られていることです。さらに膜の表面に細かい凹凸(エンボス加工)を施すことで、低音から高音まで非常に豊かでバランスの取れた音を実現しています。

最大の特徴は、特定の音域を強調しない極めてフラットな音質です。ありのままの音を捉える「真っ白なキャンバス」のようなマイクなので、後からパソコンで自分の好きなように音を加工(EQ調整など)したいDTMユーザーにはたまりません。

また、マイクの背面からの音を強力にカットしてくれるので、家の部屋など、環境音やパソコンのファンの音が気になる場所でも、狙った声だけを綺麗に録音できるのも嬉しいポイントですね。

SHURE KSM32Cの口コミと原音の魅力

配信や録音の経験を重ねていくと、「最初から味付けされた音」ではなく、自分の声や楽器のニュアンスをそのまま捉えてくれるマイクが欲しくなる瞬間が訪れます。SHUREのKSM32C(チャコールグレーモデル)は、まさにそんな本格志向のクリエイターに向けた、ごまかしの効かないプロフェッショナルなツールです。

「非常に正直」と評される圧倒的なフラット特性

海外のオーディオ専門掲示板などでも、KSM32Cは「非常に正直(HONEST)」なマイクとして語り継がれています。派手な高域のブーストや低域の誇張がなく、音源のありのままを記録するため、導入直後は「地味な音」に感じるかもしれません。しかし、極めて純度の高い録音データが手に入るため、後からEQやコンプレッサーでどれほど深く加工しても音が破綻しないという、プロ機材ならではの絶大なメリットがあります。

ホームレコーディングに有利な構造

一般的な1インチではなく「3/4インチ」のダイアフラムを採用していることで、音の立ち上がり(トランジェント)への反応が速く、同時にマイク正面以外からの環境音を排除する能力に優れています。これにより、パソコンのファンノイズや部屋の反響音が入りにくくなります。

マイク本体に搭載されたローカットスイッチやパッドスイッチを適切に使いこなすことで、録音の入り口段階で不要な低音の膨らみをカットすることも可能です。価格は決して安くありませんが、録音とミックスの基礎を一生涯かけて磨き上げていくための「教師」として、これ以上ないコストパフォーマンスを発揮します。

超低ノイズRODE NT1シグネチャー

マイク本体のノイズがほぼゼロで、ささやき声や静かなゲーム配信に最適なRODE NT1 Signatureの紹介。

動画のナレーションや、ささやき声のASMR、あるいは静かなゲームの朗読などをメインに考えているなら、オーストラリアのRODE(ロード)が誇る「NT1 シグネチャーシリーズ」が非常におすすめです。

2025年11月には、デスクを彩る鮮やかなオレンジやイエローなどの新色が追加されて、見た目にも楽しいマイクになりました。

圧倒的な静けさ

このマイクのすごいところは、「4dBA」という世界トップクラスの「自己ノイズの少なさ」です。(出典:RØDE公式『NT1 Signature Series』技術仕様)マイク自体が発する「サーッ」というホワイトノイズがほぼゼロに等しいんですね。

無音状態が続くような録音でもノイズが乗らないので、編集の手間が圧倒的に省けます。温かみのある中低音とクリアな高音が特徴で、約25,000円という価格帯ながら、高品質なショックマウントやポップガード、さらには立派なXLRケーブルまで全部セットになって箱に入っています。届いたその日からプロ級の録音ができる、コスパ最強のパッケージですよ。

RODE NT1シグネチャーの口コミと評価

ホームレコーディングの世界で長年愛されてきたNT1シリーズの最新作である「NT1シグネチャー」は、純粋なXLR接続に立ち返りつつ、驚異的なノイズ性能と画面映えするカラーバリエーションを実現したモデルです。手軽に「プロっぽい音」を手に入れたいストリーマーや「歌ってみた」の録音において、圧倒的な支持を集めています。

世界最高レベルの静寂と「魔法」の艶

特筆すべきは、わずか4dBAという世界最高レベルの低セルフノイズ性能です。マイク由来のノイズが皆無であるため、囁くようなASMRや静かなトーク配信でも、背景の無音状態を極めてクリーンに保つことができます。また、高域に意図的なピークが設けられており、声を入れた瞬間にプロのCD音源のような煌びやかな艶が付加されるため、初心者でもモチベーションが劇的に上がるサウンド特性を持っています。

運用環境における注意点

高域が強めに出るチューニングのため、声質によっては「サ行」の歯擦音が耳に刺さりやすくなる傾向があります。また、マイク筐体が軽量化された反面、デスク周りの衝撃による「金属の共振」を拾いやすいという口コミも散見されます。デスクにアームを設置してタイピングを行うゲーミング環境では、必ず同梱されている純正のショックマウント(SM6)を使用し、振動を物理的に隔離して運用してください。

ショックマウントや高品質なポップガード、XLRケーブルまでパッケージに同梱されているため、買い足しの必要がなく、オーディオインターフェースさえあればすぐに理想の環境が完成する点は高く評価できます。

最高峰ハンドヘルドSHURE KSM11

動いても音のバランスが崩れず、ライブの熱気をそのまま届ける最高峰マイクSHURE KSM11の紹介。

少し毛色が変わりますが、「ステージで熱唱するようなパフォーマンスを、そのまま自宅の配信に乗せたい!」というトップストリーマーの方には、SHUREの「KSM11 Wired」という選択肢があります。

これは2025年3月にリリースされたモデルで、元々は世界のトップアーティストがライブツアーで使うワイヤレスマイク用の最高級カプセルだったものを、有線のXLRマイクとして作り直したものです。

一般的なスタジオ用コンデンサーマイクはスタンドに固定して使いますが、これは手で持って歌うこと(ハンドヘルド)を前提に設計されています。(出典:SHURE公式『KSM11 ワイヤレス・ボーカル・マイクロホン』製品情報)そのため、マイクの中に極めて優秀なショックマウントとポップガードの仕組みが内蔵されているんです。

価格は約13万円台後半と完全にプロ向けの設定ですが、深い低音から伸びやかな高音まで、声の表現を一切逃さない圧倒的な解像度は、他のマイクではなかなか味わえない領域ですね。

SHURE KSM11の口コミとボーカル評価

元々は数十万円クラスのハイエンドなワイヤレスマイク用交換カプセルとしてプロの現場を席巻していたKSM11。2025年に有線のハンドヘルド型(手持ち型)として一般市場に投入されるや否や、「ライブとスタジオの境界を消し去るボーカル・ウェポン」として大きな話題を呼びました。

ダイナミックマイクの扱いやすさとコンデンサーの解像度

KSM11の最大の特徴は、「スイートスポットの異常な広さ」です。一般的なコンデンサーマイクは少しでも口の角度や距離がズレると音質が極端に変化してしまいますが、KSM11は歌っている最中に多少マイクポジションが動いても、音の芯やバランスが崩れません。これにより、ボーカリストはマイクの角度に気を取られることなく、感情表現やパフォーマンスそのものに集中できます。

過酷な環境にも耐えるタフネス

  • バンドの爆音の中でも、ファルセットや微細な息遣いが埋もれずに抜けてくる
  • 高度なショックマウント内蔵で、手持ちで激しく動いてもノイズが出にくい
  • 3段階のポップガード内蔵で、息の破裂音を強力にブロック

自宅での高品質な配信や「歌ってみた」の収録はもちろん、リハーサルスタジオやライブハウスに自分の「マイマイク」として持ち込める汎用性の高さは圧倒的です。10万円を超える価格設定は初心者にはハードルが高いものの、歌唱技術の向上をダイレクトにサポートしてくれる投資価値は十分にあります。

携帯性に優れたteenage CM-15

ポケットサイズでバッテリーを内蔵し、XLRとUSBの両方で使えるクリエイター向けの逸品CM-15の紹介。

最後は、ちょっと変わった尖ったガジェットが好きな方へ。スウェーデンのteenage engineering(ティーンエイジエンジニアリング)が2025年の夏に発売した「CM-15 field system black」です。

このマイク、なんとスマホよりも小さくてポケットに入ってしまうサイズなんです。厚さはわずか19mm、重さも132gしかありません。なのに、中には本格的な1インチの大型カプセルが入っているという、とんでもない技術の結晶です。

そして最大の特徴は、接続方法の自由度です。付属のケーブルで本格的なXLR接続(48V駆動)ができるのはもちろん、マイク本体にUSB-C端子があってパソコンやスマホに直接デジタル接続することもできちゃいます(つまりオーディオインターフェース機能も内蔵しています)。

バッテリーも内蔵していて最大10時間動くので、「旅行先や屋外でも、スタジオ並みの最高音質で録音したい!」というノマドワーカーやクリエイターには夢のような機材ですね。価格は23万円台とハイエンドですが、ミニマルなデザインと機能美に惚れ込むファンが多いのも頷けます。

CM-15ブラックの口コミとモバイル性能

スウェーデンのteenage engineeringが手掛ける「CM-15 field system black」は、オーディオ機器の常識を覆す異端のアプローチで設計された超小型コンデンサーマイクです。一般的なデスク据え置きマイクとは一線を画す、圧倒的な機動力が多くのガジェット愛好家を熱狂させています。

ミニマリズムの極致と妥協のない高音質

スマートフォンサイズの極薄ボディの中に、プロスタジオ御用達のPeluso製1インチカプセル、ハイエンドなマイクプリアンプ、そして超高音質なA/Dコンバーターを全て内蔵しています。XLR接続だけでなく、USB-Cや3.5mmジャックからの同時出力が可能であり、さらにバッテリーまで内蔵しているため、オーディオインターフェースを介さずに、いつでもどこでもスタジオ品質の録音環境を数秒で構築できます。

価格と用途への適合性

実売価格は概ね231,000円(税込・あくまで一般的な目安です)と非常に高額であり、純粋なスペックのコストパフォーマンスを求める製品ではありません。また、平たい長方形の形状をしているため、インタビューなどで手で握って使う用途には適していません。スタンド固定や直置きでの運用が前提となります。

重たい機材や煩雑な配線から解放されたいノマドクリエイターや、旅先でのVlog撮影、フィールドレコーディングなど、「ひらめきを止めない機動力」に価値を見出せる方にとって、CM-15は唯一無二のマスターピースとなるでしょう。

機種名音質の傾向と特徴最適な運用環境
AKG C104クリアで前に抜ける。高域の解像度が高く低域はスッキリ。デスクアーム+XLR接続。予算を抑えたい初心者に最適。
SHURE KSM32C究極のフラット。原音に正直で後加工への耐性が極めて高い。XLR接続。録音・ミックス技術を基礎から磨きたい本格派向け。
RODE NT1 Signature極めて静粛で、高域にプロっぽい艶があるドンシャリ傾向。ショックマウント必須。画面映えや手軽な高音質を求める配信者に。
SHURE KSM11高密度で自然。バンドサウンドの中でも声がしっかりと抜ける。手持ち可能。ライブやスタジオ、自宅配信を1本でこなすプロ志向に。
CM-15 black色付けのない高解像度サウンド。A/D変換まで高純度を維持。完全モバイル対応。機動力を最優先するクリエイターやガジェット層に。

XLR接続のコンデンサーマイク導入まとめ

ここまで、コンデンサーマイクをXLRケーブルで接続するための基礎知識から、最新トレンドを押さえたおすすめモデルの解説してきました。いかがだったでしょうか。

最後に、機材を導入したあとによくあるトラブルの解決策を少しだけまとめておきますね。

サーッという音、ブーンという音、キーボードの音など、よくあるマイクのトラブルと各解決策。

もし「音が小さいから」と言ってインターフェースのつまみを最大まで回してしまい、「サーッ」というホワイトノイズが目立つなら、マイクとの距離を「拳1つ分」くらいまで物理的に近づけてみてください。これでゲインを下げられて、ノイズが一気に消えますよ。

「ブーン」という低いノイズ(ハムノイズ)が入る場合は、パソコンや機材の電源を同じタップから取るようにしたり、品質の高いXLRケーブルに変えたりすることで解決することが多いです。

また、キーボードの音が入りすぎる時は、ショックマウントやマイクアームを使ってデスクからマイクを離し、インターフェースの「ローカット機能」をオンにしてみてください。

最初は覚えることが多くて大変かもしれませんが、コンデンサーマイクをXLRで繋いだ環境から生み出される「本物の音」は、あなたの配信や作品のクオリティを劇的に引き上げてくれるはずです。

ぜひこの記事を参考に、あなたにとって最高のオーディオ環境を作り上げてくださいね。応援しています!

本物の音が作品を変える。正しい環境を整えて、最高の音質を手に入れましょうというメッセージ。

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