PCやPS5でゲームを快適に楽しむために、新しくディスプレイを探している方も多いですよね。
特にゲーミングモニターの24インチのおすすめモデルを探していると、コスパの良い安いモデルから、144hzや240hzなどの本格的なスペックのものまで色々あって迷ってしまうかも。
それに、デスクに馴染むおしゃれな白のモデルや、普段使いに便利なスピーカー内蔵の製品など、用途によってベストな選択肢は変わってきますよ。
この記事では、なぜ24インチが選ばれ続けているのかという根本的な理由から、あなたにぴったりの一台を見つける方法まで、わかりやすく解説していきますね。

記事のポイント
- 23.8インチと24.5インチの細かな違いとメリット
- IPSやTNなどパネルごとの特徴と最適な用途
- リフレッシュレートや応答速度といったスペックの見方
- PS5などのコンソール機で120Hzを出すための条件
おすすめの24インチゲーミングモニターの選び方
ゲーミングモニターを選ぶ際、ただスペックや価格が高ければ良いというわけではありません。自分の遊ぶゲームのジャンル(FPSなのか、RPGなのか)や、PC・PS5といったプレイ環境に合わせて、ピンポイントで最適なものを選ぶことが大切ですよ。
ここでは、24インチクラスを選ぶ上で絶対に知っておきたい基本知識から、マニアックな技術の裏側まで、順番に徹底解説していきますね。
23.8と24.5インチサイズの違い
ゲーミングモニターの市場では、高精細な4K解像度の大型モデルや、圧倒的な没入感を誇るウルトラワイドモニターなども人気を集めています。ですが、こと「競技性」と「勝ちやすさ」においては、24インチのフルHD(1920×1080)が今でも絶対的なデファクトスタンダードとして世界中で君臨しているんです。
なぜプロゲーマーもこぞってこのサイズを選ぶのか。それは単に安いからではなく、人間工学に基づいた視覚的特性が深く関係しているんですよ。
画面全体が「中心視野」に収まる絶対的メリット
日本の一般的なデスク環境でモニターを設置する場合、目から画面までの距離は大体50cm〜60cm程度になることが多いですよね。実はこの距離感だと、24インチクラスの画面がすっぽりと人間の「中心視野」に収まるんです。
デスクワークや映像機器に関する公的な基準においても、画面との適切な距離を保つことは目の疲労軽減や情報処理の観点で強く推奨されています。(出典:厚生労働省『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン』)
視野に収まることの絶大な恩恵
『Apex Legends』や『VALORANT』のような競技性の高いゲームでは、画面中央の照準(エイム)に極限の集中を向けながら、同時に画面の四隅にあるミニマップ、残り弾薬数、スキルのクールダウンといった情報を一瞬で把握しなければなりません。27インチ以上の大型モニターだと、端を見るために「眼球」だけでなく「頭」まで少し動かす必要がありますが、24インチなら眼球のわずかな動きだけで全情報を処理できます。このコンマ数秒の反応速度の差が、撃ち合いの勝敗を分けるんですよ。

23.8インチと24.5インチ、どちらを選ぶべき?
さらにマニアックな話をすると、24インチクラスの中には「23.8インチ」と「24.5インチ」という微妙なサイズの違いが存在します。これ、モニター選びで意外と悩むポイントかなと思います。
| サイズ | 主な特徴とターゲット層 | メリット・デメリット |
|---|---|---|
| 23.8インチ | 一般的なオフィス用としても普及している標準パネル。コスパ重視のライト〜ミドルゲーマー向け。 | 【メリット】パネルの製造コストが安く、1万円台の超高コスパ機が多い。 【デメリット】純粋な競技向けハイエンド機は少なめ。 |
| 24.5インチ | eスポーツ競技を主眼に置いたハイエンドパネル。少しでも勝ちにこだわるハードコアゲーマー向け。 | 【メリット】画面がわずかに広く、敵のターゲットが数ミリ大きく表示されて狙いやすい。 【デメリット】高性能パネルが多いため、価格は高くなりがち。 |
23.8インチは、パネルの製造コストが安く抑えられているため、1万円台前半で買えるような超コスパモデルに多く採用されています。初めてゲーミングモニターを買う方や、予算重視ならこちらがおすすめですね。
一方の24.5インチは、23.8インチよりわずかに画面領域が広いです。たった数ミリの違いですが、遠くにいる敵が少しだけ大きく表示されるため、純粋に勝ちにこだわるプロゲーマー向けのハイエンドモデルに好んで採用される傾向がありますよ。
また、24インチは2台並べてデュアルモニター環境を構築しても、横幅が約106cm〜110cm程度に収まります。一般的な幅120cmのデスクに余裕で置けるので、ゲーム画面の横で配信ソフトを管理したり、Discordや攻略情報を見たりする現代のプレイスタイルには、本当に理にかなったサイズ感ですよね。
プレイスタイルに合うパネルの種類
モニターの画質や「ゲームの見やすさ」を根本から決定づけるのが、「液晶パネルの駆動方式」です。一昔前は「発色の良さを求めるならIPS、応答速度と勝率を求めるならTN」という厳密な住み分けがありましたが、今は技術の進化でその常識がガラッと変わっていますよ。
Fast IPSパネルの台頭と圧倒的な汎用性
現在、24インチゲーミングモニター市場で最も支配的な人気を集めているのがIPS(In-Plane Switching)パネルです。
IPSパネルの最大の魅力は、どの角度から画面を見ても色やコントラストが変わらない「広視野角」と、現実世界に近い極めて高い「色再現性」にあります。RPGの美しい風景や、映画のワンシーンを息を呑むような鮮やかさで表現してくれるんですよね。
以前は「IPSは液晶分子の回転に時間がかかるから応答速度が遅い」とされ、FPSなどの激しいゲームには不向きと言われていました。しかし、最新の「Fast IPS」や「RAPID IPS」といった技術により、液晶材料の粘度を下げて駆動電圧を最適化することで、鮮やかな発色を保ったまま1msを下回る超高速な応答速度を実現しています。
ゲームの勝敗に関わるスピードと、映像美を楽しむ画質を一切の妥協なく両立できるので、迷ったら最新のIPSパネルを選んでおけば絶対に後悔しない万能タイプですよ。

Fast TN(Esports-TN)パネルの極限スピード
一般的な用途ではすっかりIPSにシェアを奪われたように見えるTN(Twisted Nematic)パネルですが、実はプロゲーマーやFPSのトップ競技シーンでは、未だに神格化された根強い人気を誇っています。
TNパネルは構造上、電圧変化に対する液晶分子の物理的な反応(ねじれ・戻り)が他方式よりも圧倒的に速いんです。色味は白っぽく見えがちで、少しでも斜めから見ると画面が暗くなってしまう「視野角の狭さ」という弱点があります。それでもプロが指名買いするのには理由があります。
ZOWIEなどの競技用ブランドが採用する「Fast TN(Esports-TN)」モデルは、色の豊かさを完全に犠牲にしてでも、極限の応答速度と残像感の排除を最優先しています。マウスを激しく振って視点を移動させた時、敵のキャラクターの輪郭が驚異的な鮮明さで描写されるんです。純粋な「勝つための機材」を探しているハードコアゲーマーには、これ一択と言っても過言ではありません。
VAパネルと湾曲(曲面)モニターについて
VA(Vertical Alignment)パネルは、IPSやTNでは難しい高いコントラスト比(3000:1など)と、深みのある漆黒を表現できるのが特徴です。ホラーゲームや映画鑑賞には最適ですね。また、構造上画面を曲げやすいため「湾曲モニター」によく採用されます。ただ、24インチというコンパクトなサイズだと、画面の端から端までの距離差が小さいため、湾曲による「包み込まれるような没入感」の恩恵を感じにくいという構造的な課題があります。24インチを選ぶなら、汎用性の高い平面のIPSかTNを選ぶのが無難かなと思います。
勝敗を分けるリフレッシュレート
リフレッシュレート(Hz:ヘルツ)は、1秒間に画面が何回新しい画像に書き換わるかを示す数値です。パラパラ漫画を想像してもらうとわかりやすいですが、1秒間により多くの枚数をめくった方が、キャラクターの動きは圧倒的に滑らかに見えますよね。
ゲーミングモニターの価値を決定づける最重要スペックであり、操作と画面描画の間の遅延(入力ラグ)を物理的に短縮してくれます。
リフレッシュレートがもたらす「フレームタイム」の短縮
実は、リフレッシュレートが高くなることの本当のメリットは、「1コマあたりが表示されている時間(フレームタイム)」が短くなることにあります。最新のeスポーツ研究でも、このフレームタイムの短縮がプレイヤーの反応速度向上やエイム精度に直結することが実証されています。(出典:NVIDIA公式『eスポーツにおける高フレームレートの重要性』)
| リフレッシュレート | 1フレームの表示時間 | 特徴・ターゲット層と体感できるメリット |
|---|---|---|
| 60Hz | 約16.67ms | 一般的なテレビや事務用モニター。激しい動きだと残像が目立ち、エイムがズレやすい。 |
| 144Hz 〜 200Hz | 約6.94ms 〜 5.00ms | 予算を抑えたいPCゲーマー、PS5ユーザー向け。 60Hzから乗り換えた時、最も劇的な「ヌルヌル感」を体感できます。現在のゲーミングモニターの最低限の標準ラインです。 |
| 240Hz 〜 280Hz | 約4.16ms 〜 3.57ms | ハイスペックPCを持つ中〜上級の競技プレイヤー向け。 マウスを振った時の敵への「吸い付き」が良くなり、フリックショット時の視覚情報が極めて明瞭になります。勝率に直結する投資ですね。 |
| 320Hz 〜 540Hz | 約3.12ms 〜 1.85ms | 限界を極めるプロゲーマーやエンスージアスト向け。 人間の視覚認知の限界に迫る更新頻度。後述するモーションブラー(動態残像)を物理的に極限まで排除します。 |
少し前までは「ゲーミングモニターといえば144Hz」と言われていましたが、今はパネル技術の歩留まりが向上し、1万円台のエントリーモデルでも180Hzや200Hzが出せる時代になりました。PS5で遊ぶだけなら本体の仕様上120Hzまでしか出ないので144Hz〜180Hzクラスのモデルで十分ですが、PCでFPSをガチでプレイするなら、迷わず240Hz以上のモデルを選ぶのが今のトレンドですよ。
GtGとMPRTの応答速度の違い
モニターのスペック表を見ると「応答速度 1ms」や「0.5ms」と書かれていますよね。でも、実はこれには「GtG(Gray to Gray)」と「MPRT(Moving Picture Response Time)」という2つの全く異なる測定基準があるんです。ここを正確に理解しておかないと、「1msのモニターを買ったのに、なんかゲーム中に残像が気になる…」と後悔してしまうかも。
GtG(中間階調応答速度)とにじみの排除
GtGは、ピクセルがあるグレーの階調から別のグレーの階調へ色を変化させるのに要する物理的な時間を示します。簡単に言うと「色の切り替えスピード」です。
この速度が遅いと、画面上で動くキャラクターの背後に尾を引くような「にじみ」や「ゴースト(色残像)」が発生してしまいます。最近のゲーミングモニターは、液晶分子に対して瞬間的に高い電圧をかける「オーバードライブ技術」を駆使することで、GtGを1ms以下まで短縮しています。GtGの速さは、画質を破綻させずに映像を切り替えるための、モニターとしての「基礎体力」と言えますね。
MPRT(動画応答時間)とホールド駆動による「ボヤケ」
「じゃあGtGが0.5msなら残像はゼロになるの?」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。液晶モニターの構造上、GtGがどんなに速くてもゲームプレイ中の残像感を完全に消し去ることはできないんです。
人間の目は、動いている物体を滑らかに追いかける(追従視する)性質があります。一方で液晶モニターは、次のコマ(フレーム)を描画するまでの間、現在の映像を画面にずっと表示し続ける「ホールド駆動」という仕組みを持っています。
つまり、画面上の敵が右に動いている時、あなたの眼球は敵の動きを予測して右へ動いているのに、画面の映像は次のフレームが来るまで一瞬「静止」しているんです。この「眼球の連続的な動き」と「映像の断続的な静止」のズレが、網膜上で引き伸ばされてしまい、脳内で「ボヤケ(モーションブラー)」として認識されてしまいます。これを測定した数値がMPRTです。
残像を劇的に減らす「黒挿入」技術の注意点
このMPRTのボヤケを物理的に消し去る強力なアプローチが、「黒挿入機能(バックライトストロボ技術)」です。BenQ ZOWIEの「DyAc」や、ASUSの「ELMB」などがこれに該当します。映像と映像の間に、一瞬だけバックライトを消して真っ黒な画面を挟むことで、網膜に焼き付いた前の映像を強制的にリセットする技術です。FPSでの視認性は神レベルに向上しますが、画面全体が暗くなったり、微細なチラつき(フリッカー)が発生するため、長時間プレイすると目が疲れやすいという副作用もあります。諸刃の剣であることを理解して使いこなす必要がありますよ。
PS5などコンソール機との互換性
24インチゲーミングモニターの需要は、PCゲーマーだけでなく、PlayStation 5(PS5)やXbox Series X/Sといった最新のコンソール機のポテンシャルをフルに引き出したい層からも急速に高まっています。
PS5は最大120Hz(120fps)の滑らかな映像出力に対応しており、Apex LegendsやCall of Dutyといったシューター系ゲームにおいて、従来の60Hzを大きく凌駕する快適なプレイ環境を提供してくれます。ですが、コンソール環境ならではの「接続規格(HDMI)の制約」を正確に理解しておかないと、「せっかく買ったのに120Hzが出ない!」と後悔することになりかねません。
HDMI 2.0とHDMI 2.1の帯域幅の決定的差異
PC環境では、高リフレッシュレートの伝送に「DisplayPort」というケーブルが使われることが多いのですが、PS5などのコンソール機は「HDMI接続」に依存しています。ここで重要になるのが、ケーブル1本で一度に送れるデータ量(帯域幅)の天井を決定するHDMIのバージョンです。
- HDMI 2.0: 帯域幅は18Gbps。4K解像度では60Hzの伝送が限界。
- HDMI 2.1: 帯域幅は48Gbps。4K解像度でも120Hzの超高速伝送が可能。
家電量販店などに行くと「PS5の性能を引き出すなら高価なHDMI 2.1搭載モニターが必須!」と言われることがあるかもしれません。しかし結論から言うと、24インチのフルHD(1080p)解像度であれば、HDMI 2.0の18Gbpsという帯域幅でも120Hzや240Hzの映像データを十分に転送できるんです。
つまり、24インチ・フルHDモニターを選ぶ場合、「PS5で120Hzを出すために必ずしも高価なHDMI 2.1搭載モデルを選ぶ必要はない」というのが技術的な正解となります。現在販売されている1万円台のエントリーモデルの多くがHDMI 2.0ポートを搭載しており、PS5と繋ぐだけでフルHD/120Hz駆動が問題なく動作しますよ。
VRR(可変リフレッシュレート)の動作要件の複雑さ
120Hz出力と同じくらい、いや、それ以上にコンソールゲーマーにとって重要なのが「VRR(Variable Refresh Rate:可変リフレッシュレート)」という機能です。
これは、ゲーム機側から送られてくるフレームレート(コマ数)の変動に合わせて、モニター側の書き換え頻度をリアルタイムで同期させる機能のこと。重い処理が入ってフレームレートが一瞬落ち込んだ時でも、画面のティアリング(映像のズレ・分断)やスタッタリング(カクつき)を強力に防いでくれる魔法のような技術なんです。
PS5におけるVRRの公式サポート状況
公式のHDMI規格において、このVRR機能が標準サポートされると規定されているのは「HDMI 2.1」からです。そのため、厳密にはHDMI 2.0搭載モニターではPS5のVRR機能は使用できないはずでした。(出典:PlayStation.Blog『PS5™が今週からVRR(可変リフレッシュレート)に対応!』)
しかし、その後のPS5のシステムアップデートにより状況は変化しました。現在では、フルHD解像度のモニターであっても、AMD FreeSync等の技術を内包する一部の「HDMI 2.0搭載ディスプレイ」において、PS5のVRRが正常に動作する事例が多数報告されています。
ただし、これはあくまでモニター側に内蔵されているスケーラーチップの実装方法に依存する裏技的な動作です。すべてのHDMI 2.0モニターでPS5のVRRが保証されるわけではないという「不確実性」が存在します。
PS5ユーザーへの強い注意喚起
コンソールユーザーが24インチモニターを選定する際は、単にスペック表の「144Hz対応」という文字を見るだけでは不十分です。「メーカー側が公式にPS5での1080p/120Hz駆動、およびVRR動作を確認・保証しているか」を、製品の公式サイトや動作確認リストで入念にチェックすることが極めて重要になります。
※ゲーム機本体のシステムソフトウェアのアップデートにより、仕様や動作要件が予告なく変更される場合があります。最終的な判断や最新の動作状況については、必ず各メーカーの公式サイトをご確認ください。
白モデルやスピーカー等の付加機能
ゲーミングモニターは、単なる「ゲームの映像を映し出す機械」から、デスクセットアップのインテリアを構成する「重要な家具の一部」へと変貌を遂げています。
リフレッシュレートや応答速度といった純粋なスペック競争がある程度成熟し、1万円台の低価格帯でも十分すぎる性能が得られるようになった現在。ユーザーの購買決定要因は「デザインの良さ」や「日常使いでの付加機能」へと多様化してきているんですよ。
ホワイト(白)モデルの需要拡大とインテリアへの調和
デバイス市場全体で、PCケースからキーボード、マウス、デスクマットに至るまで、周辺機器を全て白色で統一する「ホワイトアウト・セットアップ」が強烈なトレンドになっています。それに伴い、モニターにも「ホワイトモデル」の需要が爆発的に急増しているんです。
この分野では、アメリカ発のブランドであるPixio(ピクシオ)が非常に強固な存在感を示しています。24インチクラスの「PX248 Wave White」などは、パステルカラーの展開も含めてランキングの上位を常に賑わせていますね。
また、国内メーカーであるアイ・オー・データ機器(GigaCrystaシリーズ)からも、「ヒーラーホワイト」と名付けられたこだわりのモデル(LCD-GD242UDW)が投入されています。本体だけでなく、付属する電源ケーブルやスタンドまで徹底的に白で統一されており、凄まじい支持を集めているんですよ。
白いベゼル(額縁)の意外な落とし穴
ホワイトモデルは、黒いモニター特有の部屋に対する「圧迫感」を軽減し、ナチュラルテイストやモダンなインテリアと完璧に調和するという素晴らしいメリットがあります。
一方で、ガチのFPSプレイヤーからは「画面のフチ(ベゼル)が白いと、暗いゲーム画面とのコントラスト差が目立ってしまい、プレイへの没入感や集中力が削がれる」という意見も少なからず存在します。自分のプレイスタイルが「競技の勝敗至上主義」なのか、「空間全体の美的統一感」を重視するのかで、慎重に判断したいポイントですね。
スピーカー内蔵モデルの実用性と省スペース性
現代のゲーマーは、ボイスチャットを行うためのヘッドセットや、敵の足音の定位(方向)を正確に把握するためのイヤホンを装着してプレイすることが主流です。「モニターのスピーカーなんて使わないでしょ」と思うかもしれません。
しかしながら、ゲーム以外の用途——すなわちYouTubeでの動画視聴やブラウジング、あるいは『原神』や『NTE』のようなカジュアルなゲームをリラックスしてプレイする際には、「わざわざヘッドセットを被りたくない」「モニターから直接音を出したい」という根強いニーズが存在するんです。
ゲーミングモニターに内蔵されているスピーカーは、1W〜2W程度の出力しか持たない簡易的なものが大半で、低音の迫力や音質のクリアさという面では外部スピーカーに遠く及びません。
それでも、別途大きな外部スピーカーをデスク上に設置するスペースを節約でき、煩わしいオーディオケーブルや電源ケーブルの配線を省くことができるという利点は大きいです。「デスクの上を極限までスッキリさせたい!」という省スペース志向のユーザーからは、高く評価されている機能なんですよ。
最近の市場では、Titan Army、KTCなどの新興ブランドが、スピーカー内蔵でありながら高リフレッシュレート(144Hz〜240Hz)を両立した製品を1万円台から展開しており、利便性を求めるユーザーの素晴らしい受け皿となっています。
目的別おすすめの24インチゲーミングモニター
ここまで、24インチモニターを選ぶためのサイズ感、パネルの種類、リフレッシュレート、そしてPS5との互換性やデザインについて、かなり深く掘り下げて解説してきました。
ここからは、実証的なテストデータや市場の評価に基づき、「結局どれを買えばいいの?」という疑問に対する答えとなる、目的別の最強モデルを厳選してご紹介します。ご自身のプレイスタイルに一番フィットする相棒を見つけてくださいね。
競技特化型のeスポーツ向けモデル
「VALORANTやApex Legendsで少しでも上のランクに行きたい」「純粋に勝つための『機材』が欲しい」という、血の気の多いハードコアゲーマーのあなた。
おすすめは、圧倒的な信頼を誇るBenQ ZOWIEの「XL2540X+」(実売価格:約54,000円目安)です。
このモニターは、あえて最新のIPSパネルではなく、極限まで応答速度を高めた「Fast TNパネル(Esports-TN)」を採用しています。実測の色域カバー率は57.94%と低めで、映画や写真を見るには色が少し白っぽく見えてしまうという明確な弱点があります。しかし、そこを完全に割り切ることで、280Hzという超高リフレッシュレートと、驚異的な残像の少なさ(実測応答速度 10.33ms※MPRT含む総合評価)を実現しているんです。
さらに、ZOWIEの代名詞とも言えるバックライトストロボ技術(黒挿入)によって、マウスを激しく振るフリックショット時でも、敵の頭の輪郭がブレずにクッキリと視認できます。視認性を最優先し、勝率を1%でも上げるための投資として、プロ競技シーンでこれほど愛されているモニターは他にありません。
BenQのZOWIE XL2540X+の口コミ
FPSやTPSなどの競技性の高いゲームをプレイする層から、圧倒的な支持を集めているのがBenQのZOWIEシリーズです。中でもこの「XL2540X+」は、eスポーツの最前線で戦うプレイヤーたちの口コミで高く評価されています。
最大の特徴は、独自の残像低減技術「DyAc 2」を搭載している点です。激しい視点移動時でも敵の輪郭がくっきりと視認できるため、エイムの精度が劇的に向上します。
ゲーマー目線の評価ポイント
- リフレッシュレート240Hzによる滑らかな映像表現
- 新設計のスタンドでデスクスペースを広く使える
- 暗いシーンの視認性を高めるBlack eQualizer機能
画質よりも「勝つこと」に特化したTNパネルを採用しているため、映像美を重視するRPGメインの方よりも、コンマ1秒を争うシューティングゲーマーに強くおすすめします。
映像美も楽しめる万能型ハイエンド
「FPSで撃ち合いに勝ちたいけど、美麗なグラフィックのRPGも最高の発色で楽しみたい」「PCのスペックには自信があるから、とにかく一番良いものを置きたい」というエンスージアストなあなた。
間違いなくDell Alienwareの「AW2525HM-A」(実売価格:約33,000円目安)が最適解です。
こちらは最新のFast IPSパネルを搭載し、実測色域カバー率75.72%という豊かな色彩表現力を誇りながら、なんと320Hzという人間の視覚限界に迫る超高リフレッシュレートを叩き出します。
これまで「色の美しさ」と「スピード(実測応答速度 7.66ms)」は二律背反のトレードオフだと言われてきましたが、このモデルはその壁を見事に打ち破りました。さらにVRRにも完全対応し、スタンドの調整機能も豊富。あらゆるジャンルのゲームを高次元で遊び尽くせる、まさに「死角なしの万能ハイエンド機」と言えるでしょう。
Dell Alienware AW2525HM-Aの口コミ
洗練されたデザインとハイエンドな性能で知られるAlienwareブランドですが、「AW2525HM-A」はゲーミング環境をワンランク引き上げたいユーザーから熱い視線を浴びています。
Fast IPSパネルを採用しており、高リフレッシュレートと美しい色彩表現を見事に両立しています。口コミを見ても、「ゲームだけでなく動画鑑賞や作業でも発色が素晴らしい」という声が目立ちます。
プレミアムな安心感
Alienware製品は、長期間のプレミアムパネル保証や手厚いサポート体制も魅力の一つです。初期投資は高めになる傾向がありますが、長く安心して使えるデバイスを探している方には最適な選択肢と言えます。
デスク周りのライティングと連動させるなど、ゲーミング空間全体の演出にこだわる方にも満足度の高い一台です。
PS5対応のコスパ重視エントリー
「予算は1万円台に抑えたい」「PS5の120Hz機能を手軽に体験したい」「初めてゲーミングモニターを買う」という堅実派のあなたには、最近の価格破壊とも言える高コスパモデル群が強く推奨されます。
各社の激戦区となっているこの価格帯の主要ベンチマークを比較してみましょう。
| メーカー・製品名 | パネル種類 / リフレッシュレート | 実測色域カバー率 | 最安価格目安 | おすすめの理由 |
|---|---|---|---|---|
| アイ・オー・データ (EX-GD251UH) | TFT(IPS系) / 240Hz | 70.40% | 約16,180円 | なんと1万円台半ばで240Hz駆動を実現した価格破壊の筆頭。コスパ最強のハイフレーム構築に。 |
| MSI MAG (MAG 244F) | RAPID IPS / 200Hz | 73.90% | 約14,800円 | Rapid IPSによる発色の良さと、200Hzのスピードをバランス良く両立した優等生。 |
| Amzfast (AMZG24X1W) | IPS / 200Hz | 75.85% | 約13,998円 | この価格帯ではトップクラスの広色域。動画鑑賞や普段使いにも妥協したくない人に最適。 |
| Xiaomi (Mi G24i) | IPS / 180Hz | 70.12% | 約13,980円 | 180HzというPS5にもPCにも絶妙なラインで、限界まで低価格化を実現したエントリーの決定版。 |
アイ・オー・データ EX-GD251UHの口コミ
国内メーカーならではの安心感と、手堅いスペックで人気を集めているのがアイ・オー・データの「GigaCrysta」シリーズです。「EX-GD251UH」は、240Hzという非常に高いリフレッシュレートを誇り、FPSゲーマーからの口コミ評価が非常に高いモデルです。
特に評価されているのが、オーバードライブ機能による応答速度の速さと、暗いシーンを鮮明に映し出す「Night Clear Vision」機能です。
| 機能名 | ゲーミングへの効果 |
|---|---|
| スルーモード | 内部遅延を極限まで抑え、ボタン入力から表示までのラグを軽減 |
| Night Clear Vision | 暗闇に潜む敵を見つけやすくし、索敵能力を向上 |
国内サポートの対応の良さも高く評価されており、初めて高リフレッシュレートモニターを購入する方にも安心してお勧めできます。
MSI MAG 244Fの口コミ
コストパフォーマンスと性能のバランスに優れ、幅広い層から支持されているのがMSIの「MAG 244F」です。Rapid IPSパネルを搭載し、高画質でありながら残像感の少ないクリアな映像体験を提供します。
口コミで特に目立つのは、「この価格帯でこの発色と滑らかさは驚き」というコストパフォーマンスに対する絶賛の声です。ゲーミングPCだけでなく、PS5などのコンソール機用として購入するユーザーも多く見受けられます。
MSI独自のソフトウェアが便利
「Gaming Intelligence」アプリを使えば、マウスとキーボードで直接モニターの設定(明るさやクロスヘアの表示など)を変更可能です。モニター背面のボタンをポチポチ押す手間が省けるのは、日常的に使う上で非常に大きなメリットです。
カジュアルゲーマーから中級者まで、どんなジャンルのゲームでも快適に遊べる万能型の24インチモニターと言えるでしょう。
Amzfast AMZG24X1Wの口コミ
Amazonなどのオンラインストアを中心に展開され、圧倒的な低価格で注目を集めているのがAmzfastの「AMZG24X1W」です。予算を極力抑えてゲーミング環境を構築したいユーザーからの口コミが多く寄せられています。
「とにかく安いのにしっかり高リフレッシュレートで動く」という実用性を評価する声が多い反面、筐体の作りやスタンドの調整機能については妥協が必要な点も指摘されています。
購入前の注意点
低価格を実現している分、スタンドの高さ調整機能が省かれていることや、内蔵スピーカーの音質が最低限であることには注意が必要です。快適なプレイ環境を構築するなら、別途モニターアームや外部スピーカー、ヘッドセットの導入を前提に検討することをおすすめします。
サブモニターとしての利用や、学生さんの初めてのゲーミングモニターとしては、十分なコストメリットを発揮する一台です。
Xiaomi Mi G24iの口コミ
スマート家電やスマートフォンで培った技術力を活かし、PCモニター市場でも価格破壊を起こしているXiaomi。「Mi G24i」は、その圧倒的なコストパフォーマンスで話題沸騰中のモデルです。
Fast IPSパネルによる美しい発色と高リフレッシュレートを備えながら、一般的なエントリーモデルの価格を大きく下回る設定となっており、「価格設定がバグっている」という口コミがSNSでも散見されます。
デザイン性の高さも高評価
極細のベゼル(縁)を採用したスリムなデザインは、マルチモニター環境を構築する際にもつなぎ目が気になりにくく、デスクをスタイリッシュにまとめたいユーザーから高く評価されています。
安価でありながらもTUV Rheinlandの低ブルーライト認証を取得するなど、長時間のゲームプレイによる目の疲労軽減にも配慮されている点は、さすがXiaomiといったところです。
特筆すべきは、これらのモデルが全て1万円台でありながら、美しい発色を持つIPS(またはIPS系TFT)パネルを採用し、180Hz〜240Hzという十分すぎる滑らかさを提供している点です。
PlayStation 5の120Hz出力用として購入する場合でも、HDMI 2.0端子を備えているため基本的には問題なく動作します。(※繰り返しになりますが、VRR機能の動作については、購入前に必ずメーカー公式の動作確認リストをチェックしてくださいね)
予算を抑えつつ賢くゲーミング環境を整えたい方は、当サイトの「2026年最新!ゲーミングモニターでコスパ最強のおすすめ9製品」の記事もぜひ参考にしてみてください。
インテリアに馴染む白・機能モデル
「PCデスクは白で統一したい」「ゴツゴツしたゲーミングデバイス特有のデザインが苦手」「配線を減らしてミニマルな環境を作りたい」という、セットアップ構築を重視するあなた。
先ほども触れましたが、ホワイトアウト・セットアップを目指すならPixioの「PX248 Wave White」や、アイ・オー・データ機器の「LCD-GD242UDW(ヒーラーホワイト)」が鉄板です。モニターアームも白いものを組み合わせることで、まるで海外のインフルエンサーのような洗練されたデスク環境が完成しますよ。
Pixio PX248 Wave Whiteの口コミ
近年トレンドとなっている「白いゲーミングデバイス」でデスクを統一したいユーザーから、熱狂的な支持を集めているのがPixioの「PX248 Wave White」です。
口コミでは、単に外観が白いだけでなく、Fast IPSパネルと200Hzの高リフレッシュレートを両立した「ガチ仕様」である点が高く評価されています。「可愛い見た目なのに性能は妥協していない」という声が多く、女性ゲーマーや配信者を中心に人気を集めています。
背面デザインにもこだわり
モニターの背面は波(Wave)を打ったような独特のテクスチャデザインが施されており、モニターの裏側が見えるようなデスク配置でもお洒落な空間を演出できます。Pixioらしいパステルカラーのラインナップ展開も魅力です。
性能とデザイン性を両立させたい、インテリアにこだわるゲーマーにとって間違いのない選択肢です。
アイ・オー・データ LCD-GD242UDW(ヒーラーホワイト)の口コミ
最後にご紹介するのは、アイ・オー・データのGigaCrystaシリーズから登場した白いモニター、「LCD-GD242UDW(ヒーラーホワイト)」です。こちらも白デスク環境を目指すユーザーから非常に高い評価を得ています。
「真っ白すぎない、少し温かみのあるヒーラーホワイト」という絶妙なカラーリングが口コミで好評で、木目調のデスクや他の白いデバイスとも自然に調和します。もちろん、ゲーミング性能もGigaCrystaの血統をしっかり受け継いでおり、遅延のない滑らかなプレイが可能です。
安心の国内品質と独自機能
- 高さや角度調整が柔軟な多機能スタンドを標準装備(スタンドも白色)
- オーバードライブ機能による高速な応答速度
- 5年間の長期保証対応(※一般的な目安であり、条件等はメーカーサイトをご確認ください)
海外メーカーの製品に不安を感じる方や、デザインだけでなく充実した保証とサポート体制を重視する方にとって、最も安心して選べる白いゲーミングモニターと言えるでしょう。
また、「機能性」に特化するなら、Titan ArmyやPhilipsから展開されているスピーカー内蔵の144Hz〜180Hzクラスのモデルも非常に優秀です。
スピーカーが内蔵されていることで、ゲーム機やPCから別途オーディオケーブルを這わせる必要がなくなり、デスクの上が劇的に片付きます。日常的な利便性を高めつつ、いざゲームをする時にはしっかり高リフレッシュレートの恩恵を受けられる、賢い選択肢かなと思います。

おすすめの24インチゲーミングモニターまとめ
いかがだったでしょうか。24インチ・フルHDのゲーミングモニター市場は、決して「4Kが買えないから妥協して選ぶサイズ」ではありません。
解像度や物理的なサイズの制約を逆手に取り、「視線移動を最小化し、情報を一瞬で処理できる」という対戦ゲームにおける揺るぎない絶対的価値へと昇華させた、独自の生態系なんです。グラフィックボードの負荷を下げて高フレームレートを叩き出せるこのサイズ帯は、今後もeスポーツやハードコアゲーミングの基盤として君臨し続けるでしょう。
最後に、本記事のリサーチから導き出された、ユーザープロファイル別の最適な選択基準をおさらいしておきますね。
- 競技特化型ゲーマー(FPS等の上位ランク層): 色の鮮やかさを犠牲にしてでも、Fast TNパネル+240Hz以上+強力な黒挿入機能(ZOWIEシリーズ等)でモーションブラーを物理的限界まで排除すべし。
- 万能型・映像体験重視層(様々なジャンルを遊ぶPC勢): Fast IPSを採用した240Hz〜320Hzのハイエンド機(Dell Alienware等)が最適解。豊かな色彩と高速応答の二律背反を完璧にクリア。
- コンソール(PS5)ユーザー・コスパ重視層: 予算1万円台でIPSパネルの180Hz〜240Hz駆動モデル(Xiaomi, MSI, I-O DATA等)を。PS5のVRR機能がHDMI 2.0経由で動作するか事前確認が必須。
- セットアップ構築重視層(インテリア派・省スペース派): 美的統一感を重視するならホワイトモデル(Pixio等)、日常の利便性ならスピーカー内蔵モデルでスマートに構築。
今後はこの24インチ帯でも、リフレッシュレートが360Hzから540Hzへとさらに天井を押し上げていくと予測されています。また、有機EL(OLED)パネルが24インチに本格投入されれば、現在の「IPSかTNか」という論争も全く新しい局面を迎えるはずです。
しかし当面の間は、熟成の極みに達した高速IPSの汎用性と、極限まで残像を削ぎ落とした特化型TNの鋭さが、プレイヤーの高度な要求に応え続けてくれるはずですよ。
この記事が、あなたのゲーミングライフを劇的に変える「運命の1台」を見つけるための、良き羅針盤となれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
